小説の書き方

起承転結・序破急

【物語の流れを作る】物語を作るときに便利なのが〈起承転結〉と〈序破急〉です。これに沿って物語を書けば、それだけで自然な流れの構成になるという、とても便利なものです。 一つの要素を一つの章として当てはめることで〈章立て〉も同時にできるので、作…

章の分け方

【章立て・章分け】長文を読みやすくするために、文章を区切って〈単位〉を付けていく作業です。章立て(しょうだて)や、章分け(しょうわけ)などと呼ばれます。 部・編 > 章 > 節・話 > 項 > 目・段落ぶ・へん > しょう > せつ・わ > こう > もく…

開く漢字・一覧表(タ~ワ行)

「開く漢字・一覧表(ア~サ行)」からの続きです。↓ ↓ ↓ 【タ行】大した → たいした大体 → だいたい大抵 → たいてい大分 → だいぶ沢山 → たくさん只 → ただ但し → ただし直ち → ただち(私)達 → (私)たち忽ち → たちまち経つ → たつ例え → たとえ度 → た…

開く漢字・一覧表(ア~サ行)

【開く漢字・一覧表】アイウエオ順です。長くなったので2つの記事に分けています。 開く漢字は作家や出版社によって違いがあります。一覧表に記載をしたぶんについては〈一般的に開かれることが多い漢字〉と捉えてください。 【(※)印について】〈動詞〉と…

漢字を開く(ひらがなと漢字の使い分け)

【漢字を開く】文章を書くときに気を付けたいのが漢字の占める割合です。慣れないと知っている漢字すべてを変換してしまいがちですが、それは大きな間違いです。漢字を多用しすぎると文章が詰まって読みにくくなってしまいます。適度にひらがなを使って文章…

数字の記載法(西暦・元号・時間)

【縦書き文章での数字の表記】これがなかなかの曲者です。同じ年月や時間を書くにも、何通りもの記載方法があるからです。それらは時代や文献によって異なっています。言葉が時代によって変わっていくように、漢数字の使い方も変遷しているのでどれが正しい…

三点リーダー「⋯」 ダッシュ「―」

【感情を表す符号】三点リーダー・ダッシュ共に、全角のものを〈偶数個〉組み合わせて使用します。通常は〈2つ〉を組み合わせたものを使います。文章の前後どちらに付けても大丈夫です。 ○ ⋯⋯そうですね⋯⋯× ⋯そうですね⋯ ○ ――そうですね――× ―そうですね― 沈…

文字コード・フォント

【文字コード】 → ANSI・Unicode・UTF-8・ASCII・シフトJIS、など 文字コードとは、漢字や数字・アルファベットなどの文字をセットにして規格化をしたものです。文字コードの規格によっては使用できない漢字などがあったりします。これが原因で文字化けをお…

感嘆符疑問符「!?」

【感嘆符疑問符とは】主に感情を表現するために使われる符号です。 !? → 感嘆符疑問符?! → 疑問符感嘆符 上記2つの違いは感嘆符が先か、疑問符が先かという点だけです。しかし、その順番によって感情の微妙な動きを表現しているとも考えられます。疑問が先か…

疑問符「?」 感嘆符「!」

疑問符と感嘆符は、主に感情を表現するために使われる符号です。 ? → 疑問符(ぎもんふ)・クエスチョンマーク・はてなマーク・耳だれ! → 感嘆符(かんたんふ)・エクスクラメーションマーク・びっくりマーク・雨だれ いろいろな呼び方がありますが、全て…

括弧(丸かっこ)「鉤かっこ」

括弧には様々な種類のものがあり、組み合わせることによって文章を読みやすくすることなどができます。しかし、あまり多くのものを使いすぎると逆効果となるので注意が必要です。一つの作品で4~6種類くらいの括弧が適切な数だと思います。必要最低限のみを…

句読点「、」「。」

日本語の文章には必須の句読点。使う頻度が高いぶん、個々のセンスが問われる部分とも言えます。文章を読みやすくする他にも、ルールさえ守れば自由に装飾的な使い方をしても大丈夫です。ただ、一歩間違うと作品自体の質を下げることにもなりますので注意を…

記号・符号とは

、。 「」() !? ……―― などなど。 上記は小説や文章でよく使われるものです。これらは「記号」や「符号」と呼ばれます。記号のほうが大きい範囲で、記号の中に符号が含まれます。 記号 → 文字や符号を総称してこう呼ぶ。符号 → 文字以外の記号をこう呼ぶ…

執筆環境を整える - 02

【バックアップファイルは過去のものも残しておくこと】テキストエディターなどを使って書く場合、最新のバックアップファイルだけではなく過去のバージョンも残しておくほうが無難です。セーブをした後に以前の文章を見たくなることもあるので、そんなとき…

執筆環境を整える - 01

まずは文章を書くためのツールを選択します。これらは個々で好みが変わってくるものなので、実際にご自身で使ってみて試行錯誤をしてみるのがよいかと思います。 (1)パソコン + ワープロソフト(テキストエディター)(2)原稿用紙 + ペン(3)スマホ +…

はじめに(ご挨拶)

新しいことを始めるにはかなりのエネルギーを必要とします。そのため、最初の一歩がなかなか踏み出せなかったりする人も多いでしょう。その手助けが少しでもできれば、と思い作成をしたのがこのブログです。 とは言え自身も小説に精通しているわけではありま…

プライバシーポリシー / お問い合わせ